中規模オフィスのレイアウト法

従業員が10名を超えてくると中規模オフィスでは、デスクや収納スペースの他に応接室や社長室などの機能を持たせたくなります。レイアウトを考える上でも、絶対的な狭さが問題となる小規模オフィスとはまた異なる悩みが起きてきます。

中規模以上のオフィスでは役割りに応じた分配が重要

10名を超える従業員が働くことになる中規模オフィスでは、それなりのスペースが必要になります。とくに注意したいのは、応接室の設置場所や方法です。全体にオープンスペースにすることで、視界が遮られずに広々と使えるメリットがありますが、業務内容や従業員との接点が煩わしさに繋がることも少なくありません。一方でパーテーションを設置してしまうと視線の問題は解消されますが、使用頻度によってはデッドスペースにもなるのでレイアウトを考える上でも早めに取り扱いを決めておきましょう。
また同様に社長室などの設置を行う場合にも、広さや窓の位置に配慮して初期の段階から予定に入れておくことです。とくに設置で問題になるのが出入り口や給湯室との関係性で、社長室や応接室の場合にはあまり近くなりすぎないことがポイントです。

従業員の数にプラスして

オフィスのレイアウトで、かなりの面積を占めるのがデスクと収納、さらに通路です。従業員が増えれば、その基本的な広さも十分に確保しておく必要があります。
まずは組織形態に合わせて、いくつかデスクを付き合わせて出来る島を考えます。その時には今後の増員も含めて余裕を持たせるようにしましょう。さらに、島と島、または壁とは最低でも1メートル、基本的には1.5メートルを目安に間をあけてレイアウトします。
中規模オフィスでは、応接室とのスペースと従業員が作業するスペースを分ける工夫が必要で、島の作り方や向き、日当たりや窓の位置などを踏まえてスペースを確定させます。またコピー機なども業務で使う頻度が高いので、あまり遠過ぎない場所を確保しましょう。

収納スペースや壁向きのデスクを設置する

オフィスであれば、一般的に管理職と呼ばれる人がいるはずです。もちろん彼らも他の従業員と同じデスクでも良いのですが、違いを設けるのであれば、壁向きのデスクを設置したりパーテーションでレイアウトに変化をつけるのも良いでしょう。
また個人の手荷物や従業員が共同で使用する書類や資料などを収納するスペースも最後に決めるとまとまります。収納棚は目隠しにも使えるので、動線を踏まえて筒抜けにしたくない場所に設置しパーテーション代わりにも使います。
動線に優れたオフィスであれば作業効率にも優れているし、ここまでレイアウトが決まった時点で使用するデスクや棚、パーテーションの色や材質に統一感を持たせていくと全体が自然にまとまりが出てきます。